「顔のしわが気になる」「エラのはりが気になる」などの顔のお悩みは、ボトックス注射によるプチ整形ですぐに解決することができます。
注射だけなので施術にかかる時間が短く、カウンセリング当日の施術も可能なことから、とても人気があります。
「注射だけのプチ整形でも、整形は腫れる」と聞いたことはありませんか?
そのうち落ち着くだろう…と思っても、腫れは気になりますよね。
この記事では、ボトックス注射による腫れや、腫れる期間・対処法について紹介します。
事前にしっかり知っておけば、安心して施術を受けることができますよ。
美容整形なら信頼と実績の品川美容外科がおすすめです。
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目次
ボトックス注射とは?
ボトックス注射では、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種を注射します。
菌そのものを注射するのではなく、菌から出されるタンパク質を精製したものになるので、安心して注射を受けられます。
ボトックス注射には、筋肉の収縮力を弱める作用があり、表情シワを伸ばしたり、エラのはりを解消させたりします。
もともとは眼科や神経内科の分野で、けいれんの治療のため使われていたもので、最近は美容外科の分野でも人気です。
効果は一時的なものになり、3ヶ月〜半年程度持続します。
ボトックス注射で腫れる期間は?
ボトックス注射は、メスを使わず注射だけで終わるので、美容整形の中では腫れにくいです。
注射翌日が腫れのピークで、腫れても2〜3日でおさまることがほとんどです。
軽いおたふく風邪のように頬全体が腫れる場合も、虫さされのように一部分だけぽこっと腫れる場合もあります。
腫れ具合や腫れる期間には個人差も大きく、全く腫れなかった、もしくは他人に気づかれない程度の腫れ、という方も多くいらっしゃいます。
ボトックス注射は、注射から2〜3日経って徐々に効果が現れ、目に見える効果が現れるのは2週間後くらいになります。
一番腫れが気になる注射翌日は、ボトックス注射の効果もまだ感じられず、不安な気持ちになりがちです。
腫れが引いてきた頃に、ボトックス注射の効果も現れ始めます。
腫れの原因と腫れる期間
ボトックス注射では「腫れる」ことと、「腫れたように見える」ことがあります。
「腫れる」「腫れたように見える」原因によって、腫れが気になる期間も異なってきます。
ここでは「腫れる」「腫れたように見える」原因の解説と、それぞれの場合における腫れる期間を解説します。
注射で針をさすことで腫れる
インフルエンザの予防接種でも、採血でも、腫れることってありますよね。
皮膚に針を刺すことで、毛細血管が傷つきます。
内出血ができない場合も、少しは血管が傷ついているんです。
血管が傷ついた影響で、腫れることがあります。
腫れが気になる期間は、普段の予防接種などと同じく、2〜3日程度のことが多いです。
抗体が作られる影響で腫れる
ボトックス注射の薬剤は、体にとって「異物」と認識されます。
異物と認識されると、免疫機能が働いて、抗体が作られます。
抗体が作られる過程で、腫れや赤みが出ることがあります。
ボトックス注射の施術では、抗体が作られにくくするための工夫がされています。
抗体が作られる量に対してごく微量のボトックスを使うこと、純度の高い薬剤を使うことなどを行っています。
また短期間に繰り返しボトックス注射を行うと、注射する部位が異なっている場合でも、抗体が作られやすくなります。
病院で指導された注射の頻度を守り、ある程度期間を開けて注射をすれば、抗体は作られにくいです。
抗体が作られにくくするための工夫はされていますが、体質により抗体が作られやすい方もいて、非常に腫れやすい方もいます。
腫れが気になる期間は2〜3日程度のことが多いですが、抗体が多く作られている場合は1週間以上腫れることもあります。
水分で腫れたように見える
ボトックス注射では、「ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種」の他に水分も含まれています。
水分が皮膚の下に入ったことで、注射の直後は腫れたように見えます。
日に日に水分は吸収されていき、注射から1週間程度経てばふくらみは落ち着きます。
ボトックス注射の効果で腫れたように見える
ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制するための注射です。
筋肉の動きが抑制されたことで、これまでピーンとはっていた筋肉がゆるんで、腫れやたるみに見えることがあります。
ボトックスは永久的なものではなく、徐々に効果がやわらいでいくので、腫れやたるみが気になった場合は長くても数ヶ月では落ち着きます。
気になる場合は、ボトックスの効果をやわらげる注射を受けることもできます。
腫れを予防するために
腫れを予防するためには、クリニック選びが何より大切になります。
後悔のない施術を行うため、クリニック選びは慎重に行いましょう。
ボトックス認定医に施術してもらう
ボトックスの認定医が施術を行うクリニックを選ぶと、トラブル発生率が極めて低く安心です。
ボトックスの認定医は、ボトックスを製造するアラガン社が主催するトレーニングを受け、正しい知識と注入技術があると認められた場合に取得できます。
クリニックに認定書が掲示されていたり、ホームページの医師プロフィール欄に書いてあったりするので、患者側が簡単に確認することができます。
また認定医取得に必須の講習だけでなく、自主的にボトックス勉強会を実施しているクリニック、勉強会に参加している医師を探すことも大切です。
症例数が多いクリニックやドクターを選ぶ
症例数が多く、たくさんの経験を積んだドクターにお願いすることも大事です。
ボトックス注射は、患者さんによって悩みの程度が異なり、薬剤の注入量や位置もそれぞれ変わります。
それぞれの患者さんに適した注射をするためには、経験も必要になります。
経験豊富なドクターにお願いすると、適度にお悩みを解決しつつ、腫れなどの悩みも出ません!
腫れた時の対処法
腫れた時は「隠して乗り切る」ことと、「腫れを早く引かせる」ことが大事になります!
腫れが引くまでは、頑張って乗り切りましょう。
腫れた時の隠し方
腫れはメイクでカバーできないので、直接隠すことで乗り切ります。
各パーツごとの隠し方を紹介します。
目元の隠し方
目元を隠す時は、基本的にサングラスで隠します。
レンズが大きくて暗い色のものを選ぶと、隠れやすくなります。
お仕事中など、サングラスでは失礼にあたる場合は、メガネで隠します。
「メガネのせいでいつもと違う顔に見える気がする」ような印象を与えると、メガネでもわりとごまかせます。
メガネで隠す場合は、レンズが小さめのもの、フレームの主張が強いものを選ぶと、腫れが目立ちにくくなります。
鼻・口元の隠し方
鼻や口は、マスクで隠します。
よくある紙製のマスクを使うと、マスクでこすれて刺激を与えやすくなるので、腫れや赤みが残るお肌にさらに刺激を与えるため不向きです。
少々お値段が高くても、お肌に優しいタイプのものを使いましょう。
額の隠し方
額は少し隠しづらいですが、帽子を深めにかぶったり、前髪をぱっつんスタイルにすることで、かなりカバーすることができます。
お仕事上どちらも難しい方は、お休みをとって引きこもりましょう。
腫れを早く引かせるために
腫れは特に何もしなくても時間とともに引いていきますが、早く引かせたい場合は、自宅でケアしたり生活に気をつけたりします。
患部を冷やす
ものにぶつけて腫れてしまった場合も、冷やせば腫れが落ち着きますよね。
整形による腫れができた場合も、同じように冷やして腫れを落ち着かせます。
濡れタオル、保冷剤、冷却シートなどで冷やしましょう!
体を温めない
冷やすことも大事ですが、「温める行動をしない」ことも大事です。
全身を冷やすと体調が悪くなることがあるので、温める行動をしないだけでOKです。
注射当日は、入浴は控えてシャワーのみ、飲酒と運動を控えるなど、生活上の注意があります。
クリニックで指示されたことは守りましょう!
注射後1週間程度までは、この4点について気をつけましょう!
- 長風呂をしない
- サウナを控える
- お酒を控える
- 激しい運動をしない
エステやマッサージはしばらくお休み
エステやマッサージをすると血行が良くなるので、腫れを引かせるのには逆効果です。
マッサージをすると、部分的に注射した液が広範囲に広がってしまい、思ったほどの効果が得られない場合もあります。
エステやマッサージは、2週間程度お休みしておくと安心です。
日頃のクレンジングや洗顔でも、顔をゴシゴシしすぎないように気をつけましょう。
腫れがひどい時の対処法
このような腫れがひどい場合は、自己判断を行わずに病院へ行くことが大事です。
- 日常の動作に支障が出るレベルに腫れている場合
- 腫れが日に日にひどくなっている場合
- 数日経っても腫れが落ち着く気配がまったくない場合
注射を受けたクリニックへ連絡する
まずは注射を受けたクリニックへ連絡します。
「何ともないかもしれないのに、時間をとってもらったら迷惑じゃないかな?」とためらうことが、悪い結果をまねくことがあります。
気になったら、クリニックへ連絡しましょう。
美容外科は完全予約制のクリニックも多いので、まずは電話やメールで連絡してから、クリニックへ足を運びます。
注射から2〜3週間後に、経過観察のために通院をするように決められているクリニックもあります。
初めてのボトックス注射などで不安な場合は、2〜3週間後に通院するよう決まっているクリニックを選ぶと安心です。
近所のクリニックで対応可能な場合も
ボトックス注射は、もともと眼科や整形外科で行われていたものです。
クリニックが遠くにあるなどで、どうしても注射を受けたクリニックへの通院が難しい場合は、近所の眼科や整形外科で対応してもらえる場合があります。
「なかなかクリニックへ通えないから」という理由で症状を放置してしまうと、悪い結果をまねいてしまいます。
もちろん、注射を受けたクリニックで対応してもらうことが理想的ですが、どうしても難しい場合は近所のクリニックでも良いので病院へ行きましょう。
全てのクリニックで対応してもらえるとは限らないので、事情を説明して対応してもらえるかどうか事前に確認しましょう。
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